コンビニに連れて行ってもらい、
メイク落としや歯ブラシを買って
陽太の家に戻った。

「ただいまぁ〜!」
『お帰り!家出娘!笑』

またケラケラ笑う二人。

陽太はベットに座り、
『おいで』と両手を広げてくれた。

迷わず両手の中に飛び込み、
ごめんねって二人で言い合った。

他愛ない話をしたり、
お風呂に入ったりしていたら
気づけば深夜1時を回っていた。

『杏明日も8時からやろ?
そろそろ寝よっか。』
「うん。何か時間もったいないし
寝たくないけど、
さすがにオールして仕事は無理やぁ(笑)」
『オバハンやもんな(笑)
寝るか!』

そう言って二人でベットに入った。