一瞬何を言ったのかわからなかった。

でも確かにそう言ってくれた。

だって刹那は嘘なんてつかないもん。



『付き合ってくれないか?』



私なんかと付き合っても何の特にもならないのに。

こんな私でいいの?



「私も刹那が好き」

『俺達、両思いだったんだな』



照れくさそうに頬を赤く染めて、髪を書き上げだ刹那。



「うん!だから、付き合ってもいいよ?
こんな私でよければ」



下を向く事しかできない。

前向くと、喋れなくなる。


『こんな俺を好きになってくれてありがとな?』

「ううん!」



こうして私の恋が叶った…。

夢みたいで信じられなかった。

周りにあの太陽に向かって真っ直ぐ咲いてる沢山のひまわりが、笑ってくれてるみたい。