「琉璃、着いたよ!」



着いた場所はA高校の野球グラウンド。

周りは色々なユニホームを着た男子が沢山。

中でも一瞬で見つけられる刹那のユニホーム姿──

かっこいい──

格好よすぎるくらい。

他の人とは比べものにならないくらい。



「琉璃~?」

「ごめん!」



由明は「応援する場所探すよ!」そう言ってくれた。

多分わかったんだね。

私が刹那を見てた事。



そして応援場所をとり、もう試合が行われる。



《ただいまから、凌野宮高校対殊孕高校との試合をはじめます》



アナウンスが聞こえ試合の始まる前に選手同士挨拶を交わして、試合が始まった。