《ジリリリリリ…ジリリリリリ》 部屋全体に響く目覚まし時計を止めて、カーテンを両手で開けた。 今日は眩しいくらいに太陽が照らしていた。 そして、制服に着替え、ご飯を食べ、家を出た。 行き先はもちろん学校のあの場所。 着いてみるといつもどうり大きな声を出して練習していた。 『琉璃~!』