あの場所とは、1本の大きな木があって、すごく夕日が綺麗に見える場所。
刹那が私に教えてくれた。
刹那は悲しい時、嬉しい時、いつもあの場所で泣いたり笑ったりしてたよね?
野球で負けた時とか、よくここで泣いてたね。
「うん!」
『じゃあ明日の2時ぐらいに家行くな?』
「りょうか~い♪」
そう言い残して、お互いに家に入った。
家が隣だから、離れてても、全然寂しくない。
「ただいま」
靴を脱いでリビングのソファーに座った。
このソファーがお気に入り☆
真っ白で柔らかい。
『琉璃姉お帰り!』
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