そんなのありえないって
思ってるのに、裏腹に心は
都合のいい想像ばかりを
繰り返して。



……こんな感覚は生まれて
初めて。



先生――助けてよ。



こんな時どうすればいい
のか、あたしはまだ知らないの。



――胸が切なくて……苦しいよ。



｢も……やだぁ……｣



もうどうしようもない。



とっくに自分の気持ちに
なんて気づいてた。



―――――先生が、好き。



今まで誰も好きになった
ことのなかったあたしの、
初めての……恋。


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