なんでお前は笑わねーの?
って聞きたかったけど、多分・・・
なんか笑えねー理由があるんだろーな。
だから俺はアイツがいってくれるのを待ってる。
んで、自然にいった言葉が
「にしてもお前、変わってんな?なんつーか・・・冷静っつーか・・・落ち着いてるっつーか・・・」
「冷めてるっていいたいんだろ?」
「違う違う!なんか大人っぽいなぁ・・・って思ってよ(笑)あっ名前なんてーの?」
「人の名前きくまえにテメーの名前いえっての。」
確かにそーだよな。
うん。そーだよな。
「ごめんごめん。俺は甲斐!!よろしくな!甲斐でいーから。んでお前は?」
「お前っていーかたやめろ。」
「やめろっていわれてもよー、名前しらねえしよー。」
名前しらねーもんなー。
「・・・華緒。」
「ん?もっかいいって?俺耳わりぃんだわ。」
「華緒っつってんだよ。」
「華緒な!!!よろしく!!!」
華緒かー。
かーわいい名前だー(笑)
んで、まあ握手しよかな。
「なに?」
俺が手を差し出すとそんなことをいわれた。
握手しかねーよな?
「握手だよ握手!」
「やだ。」
まさかそんなこと言われるとは思わんかった。
ってかなんでそんな泣きそーな顔してんの!?
この時俺は、俺がコイツのこと守んなきゃって・・・思ったんだ。
「そっかぁ・・・俺のこと嫌い・・・?」
そしてそんなことを聞いてみると、
「嫌い・・・じゃ・・・な・・・ぃ?」
「ブハッ(笑)なんで疑問形!?まじでおもしろい!!じゃぁ無理しなくていーから。何かあったんだろ?だったら無理しなくていーから、自分が大丈夫って思えたときに今度は華緒から握手して?なっ?」
嫌いじゃないんだ!!
よかったあ・・・とか思ってたら
「ぅっ・・・っ・・・」
泣いちゃったよ!!
えっどーしよ!!
マジあせる!!!
・・・とりあえず落ち着かせたほーがいいんかな?
と思って背中をさすった。
可愛すぎるだろ・・・
うん。これはなんだろーね。
この胸がしめつけられる感じ。
明日集会にいって誰かにきいてみよ。