「アハハハハ」
「キャハハハ」
・・・ホントにうるせー。
一発ぶん殴ってやろーか・・・?
でもそれはできねー。
それが理由で学校を転校したんだからな。
・・・・・・・・・・一ヶ月前・・・・・・・・・・
「オラァ!!てめぇ生意気なんだよ!!!!」
はぁ・・・またかよ。
喧嘩すんならサシだろ。
そんな勇気もねーやつとやりたくもねー。
っつーか俺なんかしたか?
「なぁ先輩よー。俺なんかしたか?」
「なっ!!!てめぇがアタシの彼氏とったんだろ!!!!?なめてんのか!!」
いやいやいや。
まじ意味わかんねーんだけど。
俺最近男とあった覚えもねーし。
「はぁ?俺男とあった覚えすらねーんすけど。そいつがそーいってんなら、女装でもしてたんすかねー。」
「テメッ!!!!ふざけんなよ!!!」
お前がふざけんなって。
逆ギレかよ。
っつか彼氏を殺れよ。
「だったらその彼氏さん。よんできてくださいよ。」
「てめぇなんかにあわせるかよ!!!!!」
ホントになんなんだ。
「だったらもーいーじゃないっすか。さっさとどっかいってくださいよ。」
あっやべ。
心の声が・・・
「てめェェェ!!!!!」
ゴツッ
「ってぇぇ・・・っ・・・」
そこに倒れていたのはその先輩だった。
「背後から狙うってのは尊敬できませんねー・・・っつってもどっこも尊敬してませんけどね。・・・あっ一つあった。たかが1、2年早く生まれたぐれーで威張ってるとこ・・・尊敬しますわ(笑)」
はー・・・めんどかった。
でもいーてぇこと全部言えてスッキリしたぁ・・・
ちょっとどっかに遊びに行ってくっか。