――次の日のPM 17:00。


俺は兄貴が働くバイト先のビルの前に来ていた。てか、一応は金持ちの長男が占いできるなんか普通では考えられない。


まあ、それを前に兄貴に言ったら「どこからどこが普通なんだ。俺にはこれが普通だよ。」と笑われた。



昔から、兄貴がタロットカードとかいうのを使って何かをしているのは見たことがあった。でもまさか、占い師のバイトをしだすとは…。



――…兄貴のことは置いといて。


昨日、あれから俺ば占い師のマギで検索してみた。


と。

以外にもすぐに、しかも大量に結果は表示された。



“○○ビルにいる占い師、MAKIめっちゃ当たるよ!”

“全部当たってたああ!もう、怖いくらいっ!”

“アレは、本物!”