こんなに優雅な毎日。


「教科書がなぁぁぁぁぁぁぁぃ!!!」


「ああ、結菜、貸してやっか?」


「ぅん!///」


私が海斗を好きだってバレてもいいんだ。


もういいんだ。


この想い、君に伝わってほしいから。



「結菜~」


「ん~?」


「別に時間割書かなくてよくね?」


「だってお母さんカレンダーに時間割かけってうるさいんだもん!」


そんな些細な会話でも幸せだった。