「てか彩夜のタイプだよね～（笑）」
「えっ、そ、そうかな？」

図星を突かれて驚きを隠せない。

「…好きな」
「いや、違うし」

美子の言葉を遮り、即座に否定。


確かに…祐生は私のタイプ。

さりげなく優しかったりするし。

以前はメールで盛り上がったり皆で遊んだりした事もある。

でも、好きなわけじゃない。

ただ、一緒に居て楽しいだけだから。