う"〜  う"〜  う"〜ん… 


〔あたしから電話すべきなのかなぁ…。遊びたいんだもん…。連絡先だって交換したんだから、電話してもいいんだよね。〕 




でも…




『わからない。』





「みさきさんッ!?どうしたんですか!?そんなにうなって…」 

ゆいちゃんが待機に帰ってきた。
あたしの隣に座る。

「ゆいちゃん…。あ、あたし声出てたッ!?」 

「うなってましたよ。どうしたんですか?カレシとケンカでもしたとか…?」 

「カレシなんていないよ〜…。」 

「いないんですか!??」
ゆいちゃんは驚いていた。目を真ん丸くしてる。

なんで? 





ひとつ思った。

「ゆいちゃんはカレシいるの?」 

「いますよ。普通に(笑)」

「カレシがいるのにあんなに出会い系やってるの!?マズくないの!??」


「…バレたら殺されますねぇ。」 

「じゃあなんで??」

ゆいちゃんは笑ってるだけで答えなかった。
あたしの事を聞いてくる。

あたしはももちゃんの話をした。 


誰かに聞いてもらいたかったから…。


あたしはゆっくり話す。




あんまり慣れてなくて…、うまく話せなかった。