「何してるの〜?」 

「別に…、帰るトコ。」 
ニコニコして話し掛けてきたその人に、あたしは真顔で返した。 

「暇ならどっか行かない?」

あたしは少し迷った。 
その男の事は、店内で見た覚えがあった。……確か、男2、3人でいた気がしたんだ…。 


〔大丈夫かな…遊んでも…。暇だし…遊びたいんだよね…。でも…男3人…。
……マズそうなら帰ればいっか!〕 


あたしはニコッと笑った。…もちろん営業スマイル(笑 


「いいよ。居酒屋行きたいな〜。」 

「おっ、いいね〜♪オレ芳浩!よっちゃん!おいでよ、あっちにツレいるんだ!」 

あたしは車を降りた。