『お疲れ(←何が?)
さっき社長から電話きたょ太田店はもぅダメだから、本店来ないかって〃
…断ったけどね 
やっぱり店長、1ヶ月くらいは無理みたい。あたしは最後に会いたかったな…。
ゆいちゃんはどう? 

いつもヒマしてるから、たまには遊んでちょ』


メールを送信して、ケータイを閉じる前に、また問い合わせをした。 

ほんとカッコ悪…あたし。
ダサすぎ。 




♪♪♪♪♪ 

「!!」 

えっ 
メール? 


メール着信音が鳴った。心臓がドクンと脈打つ。



ゆいちゃん……なワケないよね、送ったの今だし…。 


あたしはドキドキした。 


手が震えるほど、胸が鳴る。





もしかして… 





もしかして………! 





開くと、
送信元はよっちゃんだった。 

「なんだ…………、はぁ…。」

肩を落とす……って……
こういう気分の事を言うのかな……

じゃなくてッッ!!




あーもうッ! 
バカみたいバカみたいッ!
恥ずかしい! 




来るはずないのに…… 





ももちゃん…。







あたしは考えを吹き飛ばすように、顔を左右に何度も振った。 
頬を叩く。 



よっちゃんのメールを開いた。