ももちゃんが出ていった。 


「……………」



静かになった部屋であたしは床に座り込んだ。 

聞こえるのは自分の心臓の音。 



あれだけ一気に飲んだのだから当然だけど…、心臓の脈打つスピードは普段とはまるで違う速さで…。 

頭はガンガンした。 


なにも考えられなくて…
帰るに帰れなくて…… 



ただ 

あたしは泣いた。 



泣くと更に頭痛は増す。 



あたしはソファーに倒れこんだ。 





頭は 





ももちゃんでいっぱい…。 




苦しかった。