「出ないッッ!!」
よっちゃんも電話には出なかった。
「使えない〜ッッ!ッッも〜〜ッ!!」
あたしは電話を投げた。
出ないよなぁ…
やっぱり……
この前あんな風に別れたし…失礼な事いっぱい言っちゃったしなぁ…。
「カノンさんに電話してみます?」
「番号知んないもん。」
「あ、そっか。」
あたしたちは路肩に車を停車させたまま、途方に暮れた。
あたしは少しずつ冷静さを取り戻しながら、思い出していた。
よっちゃんが言った事。
カノンちゃんが話してた事。
『ももちゃんに何人女いるのか知ってんの?』
『カレシ…、あたしの他にも女いっぱいいるんです…。』
ねぇ……
ももちゃん
今どこにいるの……?
あたしは『見間違い』な事を、
祈るしかできない……。
でも、見間違う事なんて
ありえない。
よっちゃんも電話には出なかった。
「使えない〜ッッ!ッッも〜〜ッ!!」
あたしは電話を投げた。
出ないよなぁ…
やっぱり……
この前あんな風に別れたし…失礼な事いっぱい言っちゃったしなぁ…。
「カノンさんに電話してみます?」
「番号知んないもん。」
「あ、そっか。」
あたしたちは路肩に車を停車させたまま、途方に暮れた。
あたしは少しずつ冷静さを取り戻しながら、思い出していた。
よっちゃんが言った事。
カノンちゃんが話してた事。
『ももちゃんに何人女いるのか知ってんの?』
『カレシ…、あたしの他にも女いっぱいいるんです…。』
ねぇ……
ももちゃん
今どこにいるの……?
あたしは『見間違い』な事を、
祈るしかできない……。
でも、見間違う事なんて
ありえない。