「話って言っても、特別な事じゃなくて……。」

「?」

「絶対に、本番行為はしないでって事!それだけだ!」

「はぁ?」

あたしたちは拍子抜けした。 

どれだけ大事な話なのかと思ったから……、そんな当たり前のこと……。 

「しないですよぉ。」

「そうですよ。なにいってるんですか?店長…。」

カノンちゃんと、ゆいちゃんが言った。 

「最近、ネットでうちの店が裏オプションするって、上げられてるんだ。」

「えぇ?」

「数が半端じゃないから、もしかしたら警察が入るかもしれない。だから、十分気を付けるように!」

「なにそれ……」

警察? 


なんだか急に怖くなった。 

もちろんあたしは絶対しないけど……。 


なんか怖い。 



やだな……。 







♪♪♪♪♪...


「あ、みさきさん、ケータイ。」

あたしのケータイのメール音が鳴った。 



メールは 




よっちゃん。 





『おはよう、アキちゃん。俺今日休みなんだけど、アキちゃん時間ある?』








“よっちゃんと連絡とらないで”






ももちゃんの言葉を思いだした。 


でも…。








なおくんは、明日にしてもらおう。 




あたしはよっちゃんにOKの返信をした。の返信をした。