次の日、あたしはももちゃんの部屋で目を覚ました…。

カーテンの隙間から日差しが入ってきて……、
なんだかとても眩しい。

時計を見る。


え……もう1時……?



隣で……、ももちゃんが寝息をたてている。 

あたしはベッドサイドに置いておいた、水を一口飲んだ。 


そして再び、ももちゃんの顔を見る……。 




ももちゃんのベッドはとっても大きくて、とってもふわふわ。

あったかい……。


ももちゃんの隣に寝転んで、顔を近付けた。





なんだろう……。 



隙間からの眩しい日差しも、 

隣の道を走る車の音も、 

そこで眠るあなたの存在も……



そのすべてが 


愛しくて 


愛しくて………




しあわせが見えた気がしたの。






ももちゃんが目を開ける…。 


あたしは 

「おはよぅ」って 

笑いかけるんだ………。