そこの信号を曲がれば、あのコンビニに着く。
あたしは誰もいない交差点で信号を待ちながら、そのコンビニに止まっているであろうももちゃんの車を思い浮かべていた。
時間はもう11時近い。
ももちゃんの2回目の留守電が入っていたのは8時半頃。
もう2時間以上たっていた。
本当に、ももちゃんがいるのかな?
何だか少し信じられない気持ちが、心をよぎる。
信号は青に変わった。
あたしは少し緊張で震える足でアクセルを踏む。
まがった先に見えた景色が、心のなかでイメージした風景と重なる。
コンビニの、一番隅から3コ目の駐車場。
いつもあたしたちが車を停めた場所。
そこに、見えた。
ももちゃんの車。
心臓が、さらに強く脈打つ。
手が、
足が、
震える。
あたしはとなりに車を停めた。
あたしは誰もいない交差点で信号を待ちながら、そのコンビニに止まっているであろうももちゃんの車を思い浮かべていた。
時間はもう11時近い。
ももちゃんの2回目の留守電が入っていたのは8時半頃。
もう2時間以上たっていた。
本当に、ももちゃんがいるのかな?
何だか少し信じられない気持ちが、心をよぎる。
信号は青に変わった。
あたしは少し緊張で震える足でアクセルを踏む。
まがった先に見えた景色が、心のなかでイメージした風景と重なる。
コンビニの、一番隅から3コ目の駐車場。
いつもあたしたちが車を停めた場所。
そこに、見えた。
ももちゃんの車。
心臓が、さらに強く脈打つ。
手が、
足が、
震える。
あたしはとなりに車を停めた。