「愛希ちゃ〜ん!こっちこっち!!」
あたしがファミレスの入り口から中を見渡すと、奥の席でなおくんが大きく手を振っていた。
あたしは走って席に駆け寄る。
「そんなおっきい声出さなくてもわかるよッ!」
あたしはなおくんの頭を軽く叩く。
「痛ッ!あはは!お疲れさま、愛希ちゃん♪」
「疲れたよ〜。ここに来て。」
「ひでぇッ!」
あたしたちは笑い合う。
あたしは最近、仕事帰りにファミレスでなおくんに会うのが日課のようになっていた。
12時過ぎにいつも同じファミレスで待ち合わせる。
なおくんが次の日朝から学校の日夜以外は、ほとんど朝までそこで過ごした。
あたしは疑問だった。
こんなに毎日あたしといて、彼女とはいつ会ってるんだろう。
でも、聞かない。
もしかして本当に彼女いないのかな…?
聞いちゃダメ。
うまいこと丸め込まれそうだから……。
あたしの気持ちが、本気で向かっちゃいそうになるから……。
聞かなくていい。
楽しいから。
いい。
あたしがファミレスの入り口から中を見渡すと、奥の席でなおくんが大きく手を振っていた。
あたしは走って席に駆け寄る。
「そんなおっきい声出さなくてもわかるよッ!」
あたしはなおくんの頭を軽く叩く。
「痛ッ!あはは!お疲れさま、愛希ちゃん♪」
「疲れたよ〜。ここに来て。」
「ひでぇッ!」
あたしたちは笑い合う。
あたしは最近、仕事帰りにファミレスでなおくんに会うのが日課のようになっていた。
12時過ぎにいつも同じファミレスで待ち合わせる。
なおくんが次の日朝から学校の日夜以外は、ほとんど朝までそこで過ごした。
あたしは疑問だった。
こんなに毎日あたしといて、彼女とはいつ会ってるんだろう。
でも、聞かない。
もしかして本当に彼女いないのかな…?
聞いちゃダメ。
うまいこと丸め込まれそうだから……。
あたしの気持ちが、本気で向かっちゃいそうになるから……。
聞かなくていい。
楽しいから。
いい。