「みさきさ〜ん♪お待たせです。」
ゆいちゃんは待ち合わせた6時過ぎに来た。
「おはよ(笑)
どうする?もうゴハン行っちゃう?…でも、まだ早いか…。」
「あたしゲーセン行きたいです!みさきさんとプリクラ撮ったことないし!」
「あ、いいね!あたしプリクラかなり久々かも!」
2人でゲーセンに行った。
ゲーセンなんてかなり久しぶりに行ったあたしはすごく楽しかった。
プリクラも…昔とは操作がだいぶ違ってて、全部ゆいちゃんが仕切ってくれた。
ホント楽しかったの……。
でもね…、
頭の片隅からどうしても離れない。
モヤモヤして、
苦しくて、
ももちゃんの事ばかり考えてる…。
『もう連絡は取れないのかもしれない…』
どこかでちょとそんな風に諦めて……
『連絡できないほど、相当忙しいのかもしれない』
どこかでちょとそんな風に期待して……
もぅ頭はいっぱい。
パンクする。
「みさきさん?
えっ?ど、どうしたんですかッッ!?みさきさん!!」
あたしは、泣きだしていた。