「やっと終わりましたか?団長!ところで、パフォーマンスってのは、どんなので?」 麗ちゃんは、ワクワクしているの丸出しで私に聞いてくる。 「今日の応援団会でわかるよ!お楽しみに。」 麗ちゃんが何か言いたげに口を開いた時、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。 麗ちゃんは、黙って席に戻っていった。 それにしても、空綺麗だな…… 私は、自分の席から窓の外を見つめる。 体育祭、晴れたらいいな。