「せんせー夢姫さまはどこにいるんだ?」
「聖地ビスラリティアよ。夢姫さまはそこの神聖地におられるわ」
「あえる~?」
「難しいわね。聖地には年に一度の神誕祭で入れるけど、神聖地には神官長さまだけなの」
「ちぇ~会ってこの前のお礼がしたかったのにー」
ブーたれる子供に教師は笑みをこぼした。
「夢姫さまはね、夢を見るために1日の大半を眠って過ごされるの。このニッツァ村を魔の襲撃から守ってくださったように、姫さまは夢で世界を護ってくださっているのよ。だから姫さまの眠りを守ることこそが最大の感謝の気持ちになるのよ」
夢姫は夢を見る。
それは世界にとって大切な夢。
だけど、彼女にとって幸せかは分からない。
夢みる姫は今日も眠る。
「聖地ビスラリティアよ。夢姫さまはそこの神聖地におられるわ」
「あえる~?」
「難しいわね。聖地には年に一度の神誕祭で入れるけど、神聖地には神官長さまだけなの」
「ちぇ~会ってこの前のお礼がしたかったのにー」
ブーたれる子供に教師は笑みをこぼした。
「夢姫さまはね、夢を見るために1日の大半を眠って過ごされるの。このニッツァ村を魔の襲撃から守ってくださったように、姫さまは夢で世界を護ってくださっているのよ。だから姫さまの眠りを守ることこそが最大の感謝の気持ちになるのよ」
夢姫は夢を見る。
それは世界にとって大切な夢。
だけど、彼女にとって幸せかは分からない。
夢みる姫は今日も眠る。