佐恵子先生のことは好きだった。 だけど、いなくなることを寂しがるほどではなかった。 そして、新しい先生がくる日がきた。 なぜか朝から教室は大騒ぎ。 私より先に来ていた七瀬に聞くと 「すっごいカッコよかったんだよ!!」 カッコイイ人には目がない七瀬。