「しってるの?」

「ええ…」


何故かフイとそっぽを向くミナちゃん。

視線の先には黒色の車。

「道、教えて下さい。」

「あ、うん。」



ミナちゃんに、大まかに道順を教えたきり無言の車内。

ちょっと気まずいよミナちゃん。



「ねえミナちゃん。」

「はい。」

「今日泊まっていかない?「ブフッ」