金色の太陽が、私の頭を照りつける。
「やっぱり帽子かぶったほうがよかったかな…」
でも、早く先生に会いたくて、家に戻る気など更々なかった。
……暑い。
頭がぼうっとする。
顔が火照ってくる。
けど、夏のこんな感じも大好き。
こういう天気の中で家に閉じこもるより、外で太陽のパワーをたくさんもらうほうが、私は好きなのだ。
――そんな太陽を甘く見てはいけないと
ちゃんと分かっていたはずなのに
調子にのっていた私は
正真正銘の馬鹿だった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…