やっぱり俺、疲れてたんやなあ。 あの日、奏美とゆっくり話した後の授業では、もうあの怖さはなくなっとった。 原因不明の怖さも、奏美には勝てないんやな…ふふ。 今までの俺、復活!! ――奏ちゃん、ありがとう。 なーんて調子にのってまうと 「先生…」 ――新たな災難が降ってくるんやって。