今でも思い出すのは 三年前に初めて会ったときのこと。 あの時点で、もしも1Aのクラスに入っていたら── 今の私はいない。 ─大げさ? そう思うなら、好きなだけお笑いなさい。 ─先生に恋しちゃいけない? そんなことはない。 もう私は迷わない。 とにかく 簡潔に言えば 私は先生のことが 大好きだということ。