「悠汰さ、誰がすきなのか
わからないんだもん」








「え!?なにそれ!


嫉妬って事ー?美月かわいーい!」









「んー…


悠汰の事すきだよ


幼なじみとして。


だけど悠汰が四六時中
違う女の子といるから嫌。


女の子なめすぎ。


だから




なんてゆうか



悠汰やっぱりきらい」












「っ………おい!!



なんだよそれー!!


おれはなあ!



だいたいなあ…!
………!!!……!」










悠汰がちょっと怒って
一人で語りはじめた。











私も私で気持ちを伝えたくせに
話を聞く気もあまりない。














だからスタスタ歩く。










「なあ!おい!!きけってー!!」












またスタスタ歩く。