勢いよくドアを開けた。
『萩原先生っ!!』
席に座って新聞広げてコーヒーを
口に付けた瞬間だった。
びっくりしてフリーズしてる。
席の前まで駆け寄って息を整えながら
も気持ちが先走ってしまう。
『先生!!私、私、あの、その…なんていうか…!!』
慌てる私を萩原先生はキョトンとして
見ている。
『どうしたんだ?落ち着きなさい。』
冷静を取り戻すべく、一息ついた。
事の経緯を興奮しながら話すと、
先生も一緒になって喜んでくれた。
『先生すごくない!?私、すごくない!?』
『本当なのか!?すごいじゃないか!!すごいことだぞ。』
『でもどうしよう!!先生どうしよう!!』
話すうちに更に興奮してしまう。