_では、土曜日にしましょう。夕方17時。場所は後日追って連絡致します。
_は、はい!わかりました。
電話は切れ、プー、プーという音が
繰り返される。
しばらくそこから動けないでいる。
私の手帳に、はっきり書かれた文字。
“長谷川鈴江さんと会う”
これは現実なの…?それとも夢…?
ホントにかかってきちゃったよ。
カーリー店長と同じこと言ってたから
間違いはない。
でも、私の頭の中は疑問ばかりだ。
会って、まず何を聞かれるんだろう。
あ~!!どうしたらいいんだぁ~!!!!
次に頭に浮かんだ人物。
私は職員室を飛び出して階段を
駆け上がる。
確か、次は授業なかったハズ!!