『ははーん、やっぱりねぇ。』
予想通りだと朋美は言う。
一緒にご飯を食べながら昨日のことを
話した。
『やっぱりってどういうこと!?』
『私はそうなんじゃないかと思ってたよ?学生時代は正樹という存在があったし、別れたことも知ってたわけじゃない。その後再会したらそりゃ昔の想いとか蘇るもんなんじゃないの?』
『えっ!?つまりそれって、学生時代から朋美は知ってたの?』
コクリと頷かれる。
『えぇぇ!!…そうなの!?私って鈍感なの!?ちゃんと言葉にされるまで気付かなかったんだから~。』
『アハハ!修二かわいそ~!でもちゃんと言ってくれたじゃん。友香もちゃんと答えてあげないと。』
『…うん。』
そうなんだけどね…。なんつーか…。
『それとも何!?もうすでに男いるとか?』
朋美の意味深発言。
『いないよ!んなわけないでしょ。』