自宅に戻る。
電気も付けずに2人は激しく
求め合った。
ベットにたどり着くまでに何度も
キスを重ね、互いの服を脱がしていく。
ずっと躊躇っていた。
いつかこんな日が来ることなんて
どこかで気付いてたのに…。
怖くて仕方なかった。
一線越えたら、自分の気持ちに
抑えがきかなくなるってわかっていたから。
今夜は、ずっと恐れていた
その日になってしまった。
でももう、恐れることはないと
思うんだ…。
自分の気持ちに気付いたから。
何も後悔はしない。
この瞳に映る君の全てが、
今の自分の全てなの…。
もうこの手を離さない。
離せないよ……。