『……メール見たら?』



寝ぼけ眼をこすりながら霧島くんは言った。



思わず体が仰け反る。



『起きてたの!?』



イタズラっぽくケタケタ彼は笑う。



仕方なくメールを見れば、送り主は
なんと隣にいる霧島くん!?



“来るの遅くない?俺、この時間が一番好きなんだけどな(´・ω・`)”



画面から彼に視線を移す。



ニーッて笑うからつられて笑った。



『いつの間に打ったの!?びっくり~!!』



そう言う私に対して、笑ってたかと
思えば急に真面目な顔して。



『友香ちゃんはどうなの?』



『えっ!?何が!?』



『俺のメールの返事!友香ちゃんは好き!?』



あぁ、この時間がってことだよね。



『えーっと……うん…そうだね。好き、かも。』