思わず顔がにやける。

可愛い…

完全に鼓にやられてしまう覚悟があった。

寝室に入ると、加那が寝ている。

その寝顔を見ても、罪悪感すら感じない俺は…

不思議な奇跡に、これ以上は無いってほど舞い上がっていたのだろう。