彼は、火をおこす係だったみたいで

石やらなんやらが熱かったらしく
皆に「これ熱いよ」とかどうとか言って

楽しそうだった。

私が、彼のいる班の近くの
美奈のいる班に遊びに行っていて、

自分の班に帰る途中!!

彼…小池君に話しかけられた。

未来のことを私はみっちゃんと呼んでいて

みっちゃんは小池君と石を交換していた

「こっちの方が熱いよ」

「いや、こっちだろ?
俺らの方がすごいし☆」

「えーあたしらの方がすごいよ。
ね?唯?」

って、みっちゃんが私に話をふってきた。

すると、彼がいきなり

「あ、俺、君付けしなくていいし。」

私がテンパって

「んじゃぁ、小池さん?」

みっちゃんと彼は大笑い。

私は恥ずかしくて仕方がなかった

「別に、あだ名でもいいよ。
あ、あだ名のほうがいいかも。
何か作って!」

「んなこと言われても…。」

私は答えた。すると彼は

「やっぱ。何で皆そう言うんだろ。
俺、あだ名つけにくいのかな?」

「そうみたい(笑」

こんなささいな会話でも嬉しかったり。

西田の時はこんな緊張して
話してなかったな。

あ、…西田かぁ。

何か、胸には西田がいるけど

今、彼と話してると緊張しちゃうし。

どうなんだろ。

でも、どっちにしろ叶わない恋だね。

はぁ…。何か落ち込んできた。

私は、やけ食い?の感じで

皆が食べれないといってギブアップしていた
カレーをたいらげた。

昔から、よく食べる体質だし。