すると、綾が戻ってきて

愛と綾と私で昼ごはんを食べることに

愛と綾が、興味深々に

「好きな人いるでしょ?」

(あ、バレたかな!?)

「いないよ?」

「え、嘘~ぉ。あたしも言うし
唯も教えてよ!!」

(軽いなぁ。この人)

「だから、いないってば!」

「気になる人も?」

今度は、綾が聞く。

「気になる人は―まぁ…」

「まじで?あたしもいるんだ。
気になる人。」

今度は、愛。

(見てりゃわかるよ、あんたの
気になる人なんて)

内心イラっとしながら

「へぇ~。」

そう答えた

綾が、

「じゃあさ、野活の時
教えて?」

愛が
「そうだよっ。暴露しよ。
暴露!!」

んーそんなの1週間後じゃん。

言えない。言えない。

そう思って、

「じゃぁ、自分の誕生日に言うね!」

綾が、

「え、唯の誕生日って9月じゃん。」

愛が、


「遅っ―。綾の誕生日って6月だよね?
じゃぁ、綾の誕生日に教えて!」

何でそんなに知りたいんだろ。

後、1ヶ月か。

ん、ならいいかな?

「いいよ♪1ヵ月後ね。」

綾と愛が

「うん!!」