終了した時には

あつい涙がたくさんこぼれ

もう倒れそうだった。

お母さんに「頑張ったね」

と言われた。

帰って、熱をはかると

「38度」

でも、寝る前に私は
しないといけないことがある。

…送られてきている
合格発表を見ないといけない

生唾を飲んだ。

苦しくて仕方がなかった。

その中に書いてあった言葉は

「不合格」

私は、あつくて苦しくて

でも、お母さんの胸の中で

泣いた。

ここを落ちてしまったら、

西田と一緒に行こうと言っていた

中学は、絶対無理に等しい。

お母さんゴメンね。

支えてくれた皆ありがとう。

そんな気持ちと、
自分に対する悔しさで

一通り泣いた後、

ぐっすりと眠りについた。


熱は下がったけれど、

他の2校も見事不合格。

ショックなのか何なのか、

(小学校の皆と
一緒の中学なんて嫌。)

(西田はどぅなんだろう)

(一緒の中学は無理だった。)

お母さんは、きっと辛かったのに

「最後の中学は頑張ろうね!」

そうとだけいってくれた。

私は、最後の3つ落ちたときのための
中学受験

「流咲中学校」

の受験を頑張ろうと、

決心した。