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あれから2日がたった。
山口さんからは無事に薬草が手に入った、との連絡を受け、とりあえず一安心。
次の月が満ちてくる時には、多少の副作用が伴うが服用するようだ。
そして、私達は久しぶりにゆっくりとした、少し物足りないような放課後を過ごしていた。
が。
「何で棗なんかと呼び出されるのか分かんないな」
「私だって分かんない......って、“なんか”ってなんだよ!私だって化学で呼び出されるような変なことしないって!」
「俺だってわかんないよ」
そう。
ある程度予想は出来ると思うけど、徳佐と2人そろって、化学の先生に呼び出しをくらったのだ。