「うわ――…。」
お風呂から上がって着替えを手にとると、あまりの大きさに驚愕した。
Tシャツだけで膝くらいまである。
まぁ、それもそうか。
先生とは30cmもの身長差があるわけで、ピッタリのティーシャツがあるわけない。
一応ズボンも用意してくれているけど…うん、でかすぎて落ちてしまう。
これは履かずに先生に返そう。
それにしても、気になるのはこの下着だ…。
何故、先生の家に女性用のトランクスがあるのだろか。
どう考えてもおかしい。
やっぱり、彼女とかいるのかな?
え、じゃぁ私は好きな人の彼女さんの下着を着るの?
「…………とても複雑だ。」
もし自分の下着に汗がついていなかったら、これは着ないですんだのに。
何で下着でこんな複雑な気持ちにならなければいけないんだ…。