「あの…まさかとは思うんですけど、変な事しないで下さいね?」






「ばかかお前はっ!!そんな事しねーよ!!」







「………ならいいんですけど。」








何か、先生との夢をみてから変に意識してしまっている自分がいる。






それがどことなく悔しくて、でも私の事で焦っている先生を見れたのは素直に嬉しかったりする。






あぁ、私あの人とキスする夢みたんだよな。






なんだか現実味が強い夢だったせいか、またドキドキしてきたかも。







「そういやぁ、風邪の時に風呂入るのはあんまり良くないっていうけど…それでも入るか?」






「はい、いいですか?」






「わかった、じゃぁ後でタオル持ってくから入ってこい。」






「はい、ありがとうございます。」






それから、少しふらつく私の身体を支えながら、先生がお風呂場まで案内してくれた。






そして、先生が脱衣所の扉を閉めた事を確認し、ゆっくりと服を脱いでいく。







うーん、先生の家で服を脱ぐ機会があるなんて…一体誰が想像しただろうか。





ましてや先生の家でお泊りなんて………。