「夕空、大丈夫か?」




おぼんを机に置きながら、心配そうな顔をする朱雀さん。




「大丈夫。迷惑かけてごめんなさい。」




そう謝ると、静かに私を起こした。




「起きて平気か…?」




私はコクンとうなずいて、ゆっくり起き上がった。