「それはおかしい。
ここは俺とマシュー以外は入れないはずだよ。」




そう言われて、少々驚いたけど本当のことを話した。




「信じてくれるかわかんないけど…

この場所と私の好きな場所が繋がってて、気がついたらここにいたの。」




彼は微かに顔を歪めたけど、差して興味は無さそうに「そう。」とだけつぶやいて、幹に背を預けるようにして座った。




それだけ…??



薄い反応に戸惑いもしたけど、追及されても私自身よくわかっていないのでよかったと思う。



私も彼から離れた所へ腰をおろす。






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