―エピソード2―

私は、愛原麗(アイハラレイ)
今年で高2になる17歳

今まで付き合った数は1人
その人が私の初恋で初カレだった。

私は、その人が
誰よりも大好きだった。
こんなに誰かを好きになった事
なんて初めてだった…。


だから、余計に別れたときの
辛さが大きかった。


その人との出会いは、友達の紹介だった。
私の親友が「アンタは男に免疫がないから…」
って言って紹介してくれた。


これが、私と彼との出会いだった。

最初は、軽はずみで行くつもりだった。
いくら親友の紹介だとしても、所詮は男。
そこら辺にいるバカな男たちと変わらない。

そう思ってたのに……。

そうして、彼と話したりデートしたり
する度に私の心は彼に惹かれていた。

この人は、そこら辺の男たちとは違う。
ちゃんと私だけを見てくれている…
私は、そう確信した…。

そして、私たちは付き合うことにした。
お互い、本当に大好きだった。




―――あの日が来るでは…