この日もすぐ靴ばこに行くのも
恥ずかしいから
ちょっと教室でぐだぐだした後、
あいつの待つ靴ばこへ向かった。



この時
俺がすぐ靴ばこへ行っていれば


こんな想いをすることも
なかったはずだー…




―――――――――――――


ー…分かりやすいなっ…」


「どうし-・・?」



靴ばこに行く途中の
廊下まで来たら

靴ばこにいる
あいつと男の声がした


「…



俺にしろよ」



…何あいつ告られてんだよ。


その男にイライラしながら
靴ばこに差し掛かった時、



そこに見えたのは









顔を赤くしながら
男と抱き合っている

あいつがいたー…。





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