で、翌日。


「行ってきまーす!!」

え゛っ!!
「よう」

家の前に、何故か頼玖。
「え?…どうしたの?」

「付き合ってんだから一緒に登下校すんの当たり前だろ〜」


待って待って!!
昨日の冗談じゃなかったの!?

「あ…あの…?昨日の冗談じゃなかったの?…」

「俺はいつでも本気だぜ!!」

「嘘でしょぉ…」


「ほら」
差し出された右手。

「え、何?」

まさか…。
「手繋ぐぞ」

やっぱし…!!!!