その日…

祐貴はあたしを抱いた…



初めてだった…

祐貴は本当にあたしを大切にしてくれてたから

あたしをまだ傷つけたくないって言って…



だけど…
あたしは祐貴と繋がりたかった






いつ祐貴がいなくなるか
わかんなかったから……













祐貴があたしを抱いた日から




――――三ヶ月…




祐貴はだんだん弱くなっていった

医者は
もってあと一ヶ月と言った


一ヶ月後はあたし達の誕生日



どうせなら
最後の誕生日くらい


一緒に祝いたいな……





祐貴…


頑張って…っ










はぁ…


あたしがいつものように
病院へ向かっていると…


電話がかかってきた。




「もしもし…?」


「…………………」




あたしは携帯を落とした。









――――――――危篤……










やだ…やだやだやだ…



祐貴が…祐貴が死んじゃう…っ





「祐貴が…っ」







気がついたら

無我夢中で走っていた

ヒールが邪魔だから
靴を脱いで
全速力で走った。



祐貴の光が消えないうちに…







あたしは毎日祐貴に会いに行った。


笑顔で迎えてくれる祐貴の顔は

後一ヶ月とは思えないくらいの

【希望に満ちた輝き】があった。









祐貴…祐貴…


行かないで…

行かないでよ……っ








奇跡の子だなんて


嘘じゃん…


あたし達は
二人で一つなの。


祐貴がかけたら…


あたし…消えちゃうよぅ…っ



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