沢山の中の一つ
君は手に取る

僕は沢山の中の一つ
だけれど
君に選ばれた一つ

大げさかもしれないが
僕にとっては誇りでもある

今日僕を手に取り
眺めた事を

君は遠い未来で
きっと忘れているだろう

それでも記憶の片隅にと
何処かで願ってしまう

僕にとって君は
記憶の全てになるだろう

一輪の花 選んでくれた事
僕はずっと忘れない