俺は優輝と男子トイレへ行った。



「はぁー助かったぁー」


「お前なぁ…勉強ぐらい、教えてやれよ」


「なんで好きでもない女に教えないといけないんだ」


「ふぅん…じゃあ、柚ちゃんならいいんだ」


「…」


「素直だね〜」



優輝はケラケラと笑う。




柚になら、勉強なんて喜んで教えてやる。


ってか…


柚の頼みごとならなんでもしてやりたいくらいだ。