「じゃあ、いいじゃん!」

「…ほらよ」

まぁ、いいや。

「ねぇ」

「ん」

「…フォルダにロックかかってんだけど」

「あぁ、うん」

「…エッチなやつ?」

「さぁ? まぁ、俺は欲情するけど♪」

「…ロックナンバー」

「1224」

「…」

「柚の誕生日」

柚はボンッと顔が真っ赤になった。

そんな柚を見て、クスクスと笑う。


「…もぅ//」


フォルダの中を見た瞬間、柚は目を丸くした。


そして…